モチベーションという言葉はほぼ毎日どこかで使われているように思える。
ブログやツイッターをみれば「今日はモチベーションを高くして取り組めた」あるいは「今日はモチベーションが低かった」みたいなコメントを見かける。
勉強や仕事だっておおよそ同じだろう。これらの作業はモチベーションに左右されることが多い。
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だが、実はこのモチベーションこそ行動することの妨げになっていること気づいている人はあまり多くない。
目次
行動することにモチベーションは必要か?
勉強でもスポーツでもビジネスでもモチベーションが重要だとされている。
現に本屋に行けばモチベーションに関する書籍などがたくさんある。
だが、勉強、スポーツ、ビジネスなどをするのにモチベーションは必要なのか?
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確かに体調や気分が悪く露骨にやる気がないときはあるかもしれない。そういう時は少し休むのが得策だろう。
それでも普通のコンディションの時はモチベーションなんてなくても行動(勉強・スポーツ・ビジネス)はできるはずだ。
考えてみればわかる。勉強するのにいちいちモチベーションなんか気にしてやっていたらいくらでも勉強時間が減って早々志望校の合格ラインからは遠ざかる。
スポーツだってやる気が起きるのを待っていたら練習しなくなり上達できなくなる。
ビジネスにおいてもモチベーション云々でやっていたらいつまでたってもスキルが上達しない。というか一生「サザエさん症候群」から抜け出せないような気がする。
したがって行動を起こすのにモチベーションなんか必要ないことがわかる。
モチベーションが行動することを阻害する
行動を起こすのを阻害しているのは実はモチベーションなのだ。いちいちモチベーションの有無を気にしていたらいつまでも行動を起こせない。
というかモチベーションは人間がサボるための大義名分でしかない。
多くの人は(私も含めて)モチベーションを言い訳にして行動することをためらう。
実際に行動している人はモチベーションの有無なんて気にしていないだろう。
では人が行動する上で最も重要な要素は何なのか?
行動する上で最も重要な要素とは
行動するうえで最も重要な要素は習慣だと私は思う。
習慣であればやる気のあるなしに関係なく動くことができる。
私たちは考えてみれば結構めんどいことを習慣にしている。
朝起きて洗顔し、歯を磨き、メシを食べ、身支度を整え、そして通学、あるいは通勤をする。
これら一連の行動はよくよく考えてみればかなりめんどくさい。究極的なことを言ってしまえば、ずっとベッドでスマホをいじっていたほうがよほどラクだ。
一人暮らしをしている人は生活を維持するのにかなりの苦労をしている。
でもこういうめんどいことを無意識にできるということは、勉強やビジネスだって習慣化してしまえばできるはずだ。
モチベーションではなく習慣化。
繰り返すが、私たちはモチベーションを言い訳にして行動することを拒否している。
モチベーションが上がらないから勉強や仕事ができないというのは、大きな誤解である。
モチベーションではなく習慣化していないから行動できないのだ。
行動を習慣化することは確かにめんどくさいかもしれない。コストもかかるし。
でもいったん習慣化してしまえばあとは結構ラクだったりする、、と思う。
習慣化するために必要なこと
習慣化するために必要なことは、自分が毎日できそうだと思うことを積み重ねていくことだと思う。
いきなり「1日10時間勉強!」というのは無理にしても「1日2,3時間基本的な勉強をする」ことなら可能だろう。
そのように今自分にできることを積み重ね、確実に習慣化していけば、やがてだいそれたことも習慣化することができるのではないか。
………
私もモチベーションではなく習慣化せねば…。