Sakuはゆるく生きる

基本なんでも。

「正しい勉強方法」にとらわれすぎている人が多いように感じる

 「科学的に正しい勉強方法」

 

 「やってはいけない勉強方法」

 

 「〇〇大生が実践している勉強方法」

 

 本屋行ったり、ネットググりまくっていたらこういう系の内容の情報多いように感じませんか?

 

 勉強方法系の記事。

 

 とりわけ日本は勉強方法に関する情報がかなり多いと思います。それだけ勉強方法がわからず、どうにかしたい!と考えている人が多いのでしょう。

 

 その「どうにかしたい!」という気持ちは重要だと思いますし、向上心があって良いと思います。

 

 でも、世の中、あまりにも「正しい勉強方法」にとらわれすぎている人が多いように感じます。

 

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 今日はそんなことを書いていきます。

 

目次

 

 

「勉強方法」というジャンルに圧倒的なニーズがある理由

勉強方法を確立できている人が圧倒的に少ない

 勉強方法を確立できていない人が多い。だからこそ、勉強方法に関する情報の社会的ニーズがあるんじゃないですかね。

 

 もし、自分で勉強方法を確立している人が圧倒的多数なら、そもそも需要なんてないはずです。

 

 それゆえ、市場には勉強方法に関する情報に満ちているのです。

 

 で、みんな本を買ったり、ネットに書かれている勉強記事を読むから、勉強方法に関する知識は得ているわけです。

 

 でも、現実としてそれで勉強方法を確立できている人は少ないんですよね…。

 

 だから、勉強方法に関する情報のニーズはなくなることがない。

 

 その結果どういうことが起きているのか

 

 勉強方法の知識はやたらあるのだけれど、勉強ができない人が大量に出ています。

 

 いわゆる勉強方法マニアですね。

 

 勉強方法にはやたら詳しい。「科学的に正しい勉強方法」だとか「テキストを何回も読むのは脳が飽きるから効率が悪い」とか「やってはいけない勉強方法」などいろんな勉強方法の知識は有しているわけです。

 

 なので、勉強方法マニアなのに勉強ができないというイビツな人が多く存在しているのが昨今の日本です。

 

 当たり前ですが、重要なのは、そういう数ある勉強方法の情報の中から自分でもできそうな勉強方法を見つけ、それを実践し、身につけることじゃないですか?

 

 でもそれができていない人が多いのが現状のように思えます…。

 

絶対に正しい勉強方法とは

結果を出す勉強

 では絶対に正しい勉強方法とはどのような勉強なのでしょうか。

 

 それは100%試験の点数が上がる勉強です。

 

 いうならば、確実に結果が出る勉強です。

 

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 それさえ果たせれば、ぶっちゃけどんな勉強方法でも問題ないと思います。

 

 ノートに書きまくろうが、テキスト音読しまくろうが、何回もテキストに目を通そうが。

 

 たとえ上記の勉強が「科学的」にみて非効率であろうと、「やってはいけない勉強方法」というレッテルを貼られようと、それらを実践して成績が上がるなら、全く正しい勉強方法です。

 

 効率的かどうかなんて、そんなもんやっていくうちに良くなっていきます。

 

 悪いのは「正しい勉強方法」にとらわれて、実践して試行錯誤をしないことです。

 

 試行錯誤をしないで「正しい勉強方法」ばかり身につけると、勉強ができない勉強方法マニアになってしまいます。

 

正しい勉強方法は人によって違う

 そういうわけで正しい勉強方法は人によって異なります。

 

 ある人はテキストを音読しまくるのが正しい勉強方法であり、ある人にとっては書きまくる勉強方法が正しい勉強方法になるわけです。

 

 それ以上でもそれ以下でもありません。

 

 ということは万人に当てはまる絶対的に正しい勉強方法なんてないということがわかります。

 

正しい勉強方法を身につける方法

 正しい勉強方法、つまり100%結果が出る勉強方法を身につけるにはどうしたらいいのか。

 

 それはもう、とりあえず色々な勉強方法を試してみて試行錯誤を繰り返すことでしょう。これに尽きるんじゃないですかね。

 

 だって黙って何も行動せず、ただ勉強方法の知識だけ身につけても、成績なんて上がるはずなくないですか?

 

 とりあえず、ノートに書きまくる、音読しまくる、テキストを繰り返し読んでみる、そうやって色々試していくうちに、自分なりの勉強方法ができ、結果として100%正しい勉強(つまり成果が出る)ができます。

 

 何事も実践なくしては結果がでないのです。

 

間違った勉強方法とは

結果が出ない勉強

 では逆に間違った勉強方法とは何でしょうか。当然ですが、それは結果が出ない勉強方法です。

 

 結果が出なければ、いくらそれが「科学的」に正しい勉強方法であっても、間違った勉強方法ということになります。

 

 ということはこれもまた人によって条件が異なるわけです。

 

 でも間違った勉強方法は共通項があります

 

 それを次に書いていきます。

 

負荷をかけない勉強

 間違った勉強方法の共通項は負荷をかけない勉強です。

 

 負荷をかけない勉強とは何でしょうか。それは例えばラクな勉強だったり、勉強ではなく作業をすることです

 

 詳しくはこちら↓に書いています。私が高校時代にやってしまった成績が上がらない勉強です。

 

www.penserblog.net

 

 まあざっくり書くと、知識が整理されてないのにノート作りをしたり、やみくもに暗記カードを作って挫折することです。

 

 あとは、ただ教科書にアンダーラインを引いたり、参考書の「赤シートで隠れる部分」だけ覚えるみたいな感じです。

 

 これらの勉強は脳ミソに負荷がかかりません。こなしてて全く難しいと感じません。

 

 作業をすることのストレスはたまりますが…。

 

 要するに、テキストに書かれている内容理解やその内容の論理関係を無視した勉強をやっているんですよね。

 

 ただノートを取ったり、単語だけを覚えたりする。こんなことしたって成績は上がりません。

 

 (ただし、学校の定期テストとかはなんとかなる。受験に比べ範囲も狭く、内容も易しいので。もちろん模試や実際の受験はコッパミジンです)

 

負荷をかけすぎる勉強

 これもまた間違った勉強方法の共通項です。詳しくは既に上に貼った過去記事に書いてありますが…。

 

 要は自分の学力と合わない参考書や問題集をこなすことです

 

 英単語や文法がロクにできないのに長文主体の問題集をやったところで何も身につきませんし、ただムカつくだけです。

 

 中学レベルの一次関数、二次関数ができていないのに微分積分とかやったらもはやそれは悲劇でしかないです。

 

 これらは極端な例ですが、学力とミスマッチした参考書を使うというのは受験生、あるいはビジネスパーソンに多い気がします。

 

 ビジネスパーソンの勉強なら、おそらくTOEICがあるでしょう。

 

 でもスコアが伸びない人も多いのが実情です。それは自分の英語力とはミスマッチした参考書を使っているからに他ならないからです。

 

 スコアが600点そこらしか取れていないのに、強がって800点を取る人向けの参考書をやっても何も身につくことはありません。

 

 なので学力とミスマッチした参考書を使って無駄に負荷をかけまくる勉強も間違っていると言えます

 

 おかしなプライドにとらわれず自分の学力とマッチした参考書を使うことが成績を上げるために必要です。

 

まとめ

 絶対に正しい勉強方法は絶対に成績が上がる勉強方法です。成績さえ上がれば基本どんな勉強方法であっても問題ありません。

 

 最初は非効率であっても徐々に効率化していくでしょう。

 

 なので「正しい勉強方法」は人によって異なります。

 

 勉強方法マニアになるのではなく、実際に手を動かし、試行錯誤を繰り返し、自分にとってベストな勉強方法を身につけましょう。

 

 勉強方法について書かれた書籍やネットの情報はそれ(成績を上げる勉強)を達成するための手段でしかありません。