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貯金は美徳ではないが、役に立つ

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 みなさん。貯金してますか?

 と、こんなこと言ったら、「は!?何が貯金だ(# ゚Д゚) ふざけんな! 金は使ってこそ意味があるんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」と意識高い系界隈は激おこぷんぷんすることだろうと思います。

 私はあいにく意識低い系低空飛行系男子ですが。

 意識高い系からは悪の権化とされている貯金。

 でも、貯金することはマジでメリットが大きいです。めっちゃ役に立ちます。

 私は貯金原理主義者ではないですが、それでも貯金することの恩恵はあると信じています。

 今日は貯金が私たちの人生に役に立つこと、だからと言って美徳ではないことを書いていきます。

 

目次

 

 

貯金が役に立つ理由

 貯金が役に立つ理由は

 適切な金の使い方が身につく

 精神的余裕ができる

 自制心が強くなる

 からです。

 最初に適切な金の使い方が身につくことから述べていきます。

 

適切な金の使い方が身につく

 適切な金の使い方が身につくというのは、マネーリテラシーが身につくということです。

 言ってみれば、何に金を使うべきなのかがわかるということですかね。

 そもそも欲しいモノではなく、必要なモノを買う習慣がついていれば金が吹っ飛ぶとか考えられないです。

 金を貯められない人って無駄なものに浪費しすぎな傾向があります。

 酒、たばこ、ギャンブル、缶コーヒー、タピオカ、and so on…

 こういうものに金を使っていませんか?あまり深く考えずに。

 とりあえず、みんなが持っているから

 とりあえず、みんなが飲んでいるから

 とりあえず、みんなが買っているから

 とりあえず、CMで流れていたから

 朝、とりあえず、缶コーヒーを買う

 

 こういう「とりあえず」買う習慣は害悪でしかないです。リターンがあるわけでもないのに(むしろ健康に悪影響が出る)、金を使うと、貯金は当然できません。

 貯金をして金を残すことを習慣にすると、おのずと、上記のムダなものに金を使うことが少なくなっていきます

 (たまの息抜きで摂取するのは全然良いと思いますが)

 適切に金を使うということは、何に金を使えば今の現状が良くすることができるか、あるいは改善することができるかを考えることになります。

 それを習慣づけていけば、思考力も高まるし、金を残すこともできる、そして自分の能力を高めることもできます。

 貯金をして金を残す、私たちにとってメリットでしかないです。

 

精神的な余裕ができる

 次に精神的な余裕ができることについて書きます。

 率直に言うと、金のストックがある方がマジで安心します。

 健康で文化的なわりとよさげな生活を営むことができます

 いや、ほんとね、金が全くないと精神が荒みます。荒れ狂います。

 私も去年会社を辞め無職だった期間があるのですが、貯金がある程度入っているときは余裕ぶっこいて生活できてたんですが、いざ貯金が危うくなってきたときはマジでヤバかったです。

 もうすごい卑屈になるんですよ。

 どうせ俺なんて………

 周りは働いて金を稼いでいるのに、自分は……

 あー人生やってらんねぇ!!!!く〇たばれ!!!!!!

 みたいに。

 

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 全く金がない状態だと、何もかもが嫌になってきます。

 ちなみに今は貯金がそこそこたまり、安定した精神状態で過ごすことができています。気分もそこそこです。

 まあ意識低い系低空飛行系男子ですが。

 何より本を借りるのではなく(よく図書館に行っていた)、買うことができるというのは本当に喜ばしいことだと思っています。

 大事なのはお金じゃなぁぁぁぁぁぁぁい!

 という人がいますが、安心して気分よく生活していくためにはある程度の金が必要です。

 金は精神安定装置です。

 

自制心が強くなる

 貯金ができると、私たちの最大の敵、欲望に打ち勝つことができます。

 消費というのは私たちの欲望を駆り立てることによって生じているのです。

 「あのブランドが買いたい!」とか「あの時計が欲しい!」とかもう欲望以外の何物でもないでしょう。

 そこで立ち止まって冷静になれるかどうかが重要なんですよね。

 もし冷静になって考えられたら、「これは費用対効果が低い。だから買うのをやめよう」という判断を下すことができ、金が吹っ飛ばなくなります。

 吹っ飛ばなかった金はあなたの預金(or貯金)口座に残ります。そして精神が安定し、健康で文化的なけっこうよさげな生活を営むことができます。

 まさに

 Do not buy my abenomics!!!!!!!!!

 となり、老後の資金2000万を貯めることができるでしょう。

 政治家は金がありあまっているので、別に欲望に負けたとしてもびくともしないでしょうが。

 欲望に打ち勝ち、貯金をすることができれば、自信もつきます!

 老後の資金2000万も貯まります!

 自制心を身につけ、欲望に抗いましょう。

 

貯金が美徳ではない理由

 で、今度は貯金が美徳ではない理由。これまでは貯金をすることが人生において役に立つぜ!ということを述べてきましたが、貯金=美徳のように考えるとそれはそれで問題です。

 なぜ貯金は美徳ではないのか。

 それは

 価値の行使ができない

 ドケチ野郎になる

 からです。

 最初に価値の行使ができないことを書いていきます。

 

価値の行使ができない

 一方的に金を貯めまくっていたら、金が持つ効力を発揮させることができまってん。

 貯金額がべらぼうに高いのに、自己投資などに使わなかったら、現状維持のままです。

 金があるのに自分の好きな趣味に使わなかったら、ストレスたまりまくります。

 金というのは使ってこそ、意味があるのです。

 金を使わないでいたら、「ただ働いているだけ」、「ただ金を持っているだけ」という状態になり、働いている意味がマジでなくなります

 もっと言うと、人生が色あせてしまいます。自己投資など意識の高いことに使う必要は必ずしもないですが、せめて自分の好きなことに散財しない程度に使いましょう。

 お金は私たちの生活を豊かにしてくれます。

 

ドケチ野郎になる

 次にドケチ野郎になることについて。

 一切金を使わないマンになると、倹約家を通り越してドケチ野郎になります。

 「俺は交友関係にも一切金を出さん(キリッ)!だから人と関わらなくてもいいんだ」みたいになるともう大変。

 当たり前ですが、私たちは人と関わっていかなければ生きていくのは無理です。

 金があっても人との関わりがなければ精神が病みまくり、最悪死に至ることさえあります

 まあ西欧の哲学者みたいな感じだったら人と関わらなくても生きていける気がしますが。

 交友関係を拒絶すると、人間関係は悪化していきます。

 人間関係に支障が出ると、生活そのものがどんどん悪い方向に行ってしまいます。

 そうならないためにもあまりにもストイックマンになるのはやめて、適度に金を使い、人との関わりを通して、人生を豊かにしていくことが重要です。

 というか人との関わりがあれば、最悪金がなくなっても人生どうにかなります。

 金がなくなってごはんを買えなくなっても、助けてくれることでしょうし、住む場所に困れば一定期間居候させてくれるでしょう。

 ウシジマ君に「10日で5割」で金を借りなくてもなんとかなります。

 ドケチ野郎になってはいけません。

 

まとめ

 貯金が役に立つ理由

 →適切な金の使い方が身につく

 →精神的な余裕を持てる

 →自制心が強くなる

 

 貯金が美徳ではない理由

 →価値の行使ができない

 →ドケチ野郎になる

 

 

 以上です。