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【読書】茂木健一郎著『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』|爆速で行動できるようになるための3つの方法

 読書記事です。

 茂木健一郎著『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」の作り方』

 

 「行動力」がなくて悩んでいる人は結構多いと思います。

 

 何かをする時にあれこれと考えて行動するのが遅くなる…

 リスクを考えすぎるあまり、結局行動できない

 周囲の目がありどうしても思い切って行動できない

 などなど。

 

 このような悩みを持った人がどうしたら行動できるようになるのかが書いています。

 

 私が今回書くのは、すぐに行動できるようになるための方法及びなぜ人はすぐに行動できないか、についてです。

 構成の都合上最初に行動できない理由から書いていきます。

 

すぐに行動できない理由

 茂木氏によると、すぐに動けない、つまり行動できない理由は、

 脳の前頭葉が指示通りに機能してしまって抑制が利いているからだそうです。

 『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくりかた』p.16より。

 

 会社を辞めたいけれど辞められない人のことを考えてみるとわかりやすいです。

 会社を辞めたがっている人は、辞めたくて仕方がないのにも関わらず、世間様が「会社を辞めたら人生詰むよ」とか

 「無職になったら恥だ!」と脅すせいで、「そうか…会社を辞めたらダメなんだ…」と変に納得してしまい(中にはどんな脅しにも屈せずに辞める人もいるが。私のように)、自分の望まない事実を受け入れてしまいます。

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 受験などで行きたい大学があるのにも関わらず、世間様が「その学力だと無理」とか言いがかりをつけて「そうなんだ…」と納得してしまう。

 

 これらが、脳が指示された通りに機能して抑制が利いてしまう状態のことです。

 一般的に日本人は他人に言われたことを真に受け止めてしまう傾向があります。

 

 もちろん全ての日本人がそうではないですが、教育レベルで相手の指示されたことに従順でいなければならないという思想を植え付けれらているので、なかなか脳の機能に抗った反抗的な考えを持てないでいるように思えます。

 

 そういうわけで世間様の常識のせいで行動力にブレーキがかかっているんですよね。

 ではどうすれば行動力を高めることができるのか?

 

行動力を高める3つの方法

1.深く考えすぎない

 行動力を高めるためには世間様が振りかざす常識をガン無視することが一番ですが、教育のせいで社畜精神が骨の髄までしみわたっているので、常識に抗うというのはなかなか難しいと思います。

 

 ではどうすればいいかという話ですが、深く考えずに行動するのが行動力を高める第一の方法です。

 勉強するにも、ブログを書くにも変に身構えたりせず、すぐに取りかかる。

 私たちが行動するのをためらってしまう理由は、先ほど述べた常識に従って脳が正常に機能していることに加え、「物事に対する特別感」があるからなんですよね

 

 「勉強は机に向かいイスに座り、テキストを開き、厳かにするものだ!」とか思ってしまっているのは、「物事に対する特別感」の良い例だと思います。

 

 ブログを書くときも、「ブログはパソコンを開いて、構成をしっかりして、SEOを意識して読者ファーストで書かなければいけないんだぁぁぁぁ!

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 というのも「特別感」の例ですかね…。

 

 でもそうやって身構えれば身構えるほどに取り組むのが嫌になってきませんか?

 

 私だってここ1,2か月はブログサボり気味ですが、やっぱり自宅でPC開くのめんどくせぇぇぇという気持ちが異常に強くなってしまったがゆえに更新頻度が堕ちた(落ではない)ように感じています。

 その結果、最近は「もうスマホからも投稿しちゃおう!」という発想になり、ちょくちょく更新できています。

 (またサボるかもしれませんが…)

 

 今日はPCからの投稿ですが。

 

 なのでその身構えた気持ちを取っ払い、深いことを考えずにすぐにやりたいことに取り掛かりましょう。

 ブログも「ベッドで寝転がりながらスマホから書こう!」というラクな気持ちを持つと、すぐに取りかかれるでしょう。

 (反面教師)

 

 なので行動力を高める最初の方法は深く考えずに行動する!です

 

2.瞬間トップスピードの習慣化

 深く考えずに行動することで精神的な負荷がかからなくなることは既に述べました。

 そのノリですぐにやるべきことに手をつけることを習慣化していきましょう

 

 ブログや勉強をやる時って、どうしてもその前の段階でダラダラしてしまう人が多いと思います。

 メシを食った後にブログ書こうとか、部屋の掃除をした後に勉強しようとか(勉強あるある)。

 というか私がまさにその例ですが。

 

 なので無駄な休憩なんて取らずにとっとと行動してしまう。

 いったん行動してしまえば、エンジンは勝手にかかり、ブログなり勉強なりをすることができると思います。

 

 なのでまず最初にやるべきことに取り掛かる習慣をつけることが重要です。

 これが第二の方法。

 

3.脳の無駄を省く

 私たちは学生の頃から、勉強も部活も両立することが尊いという価値観を抱いてきました。

 「文武両道

 これこそが正義。

 勉強も部活も両立できることが模範的な学生であり、見習うべきである。

 

 でもぶっちゃけ部活も勉強も両立して現役で難関の大学に合格する人って絶対的に少ないと思うんですよ。

 部活をやりつつ現役で合格できる人って、たぶん普通の授業をまともに受けていたら間に合わないから内職したり、学校休んで勉強したりなど、なにかしら「工夫」して勉強にフルコミットしている人が多いように思います。

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 実際に現役で北大に合格した友人も内職とかめっちゃやっていましたし…。

 

 でも、文武両道というのは、社会人になり仕事をするようになるととてつもなく難しくなります。

 仕事もプライベートも両立してリア充な生活を送っている人ってそうそういないように思えます。

 実際に茂木健一郎氏も著書の中で、

熱心なビジネスパーソンなら、やらなければいけない仕事が山積みでも、隙間を活用して、資格試験の勉強や異種業種勉強会などに取り組んだりするでしょう。

確かに、ある程度のレベルまでは両立可能です。しかし、本当にその道のプロフェッショナルを目指すとすれば、ある時点で「もうこれ以上は両立できない」とあきらめる必要が出てきます。『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくりかた』p.25

 

 そう、その道のプロを目指すとなれば、両立なんか言っていられないんですよ。

 あれもやらなければならない

 これもやらなければならない

 という「両立思考」は行動するのを阻害する原因となってしまいます

 

 なので脳内に浮かんでいる「やらなければいけないリスト」と省いて本当にやりべきことにフルコミットしなければいけません。

 これが脳の無駄を省くということです。

 

 「何かを得るためには何かを失わなければいけない

  行動力を高めるためにはやらなくていい無駄なことは省いてやらなければいけないことに集中しなければいけません。

 これが第三の方法。

 

まとめ

 私たちが行動することをためらってしまう理由は世間様が言う常識をそのまま受け入れてしまっているからです。

 行動力を高めるためには

 深く考えない

 瞬間トップスピードを習慣化する

 脳内の無駄を省く

 ことです。

 

 茂木健一郎氏の本に関する記事は他にも書いています。↓

www.penserblog.net

 

 以上。