東京の極狭物件ってご存知ですか?上の写真じゃないですよ w
家賃が安い、交通のアクセスが良いという物件でありながら部屋の間取りは3畳という物件。
これが今若者の間で人気があるそうです。
憧れていた東京に、しかも都心に安い家賃でボロアパートではなく、新しめのマンションに住めるというのは確かに魅力的に写るのもしれません。
東京!
都心!
アクセス最高!
家賃安い!
って言ったら確かに最高だと思います。
最高だと思いますが、率直に言うと、いくら家賃安めでアクセスが良くても狭い空間に住むのはあまりよろしくないと感じます。
なぜかというと、狭い空間に住むと精神的にも肉体的にも余裕がなくなり一層ストレスや疲れがたまる可能性があるからです。
おそらく上記の極狭物件って地方から上京してきた学生をターゲットにしていると思います。
地方に住んでいた学生ってたぶん戸建て育ちの人が圧倒的に多いと思うんですよ。
戸建てでかつ自分の部屋があり、それなりに広い家。
そういう環境で育ってきた学生が、上京していざクッソ狭い物件に住んだらかなり精神的に来るように感じます。
だって3畳ってもう牢屋の中と同じぐらいの狭さじゃないですか!
3畳ということは部屋入った瞬間カッツカツなはずです。
〇LDKの戸建てから3畳のマンション暮らしって普通だったら精神狂うと思います。
私も3畳ではないですが、上京して戸建ての実家から東京の6畳未満のユニットバスのマンションに住み始めた時はマジで怒り狂いそうになりました。
東京って物理的なストレスがかなり多いのに(人が多い、うるさい、メシがマズい、空気が汚い、環境汚染が深刻、狭い空間で歩きスマホでちんたらちんたら歩いているヤツ多すぎ←これが一番ムカつく)、住んでいる部屋もクソ狭いとかその当時は全然疲れが取れなかったです。
狭い空間に住むと些細なことに敏感になってしまうんですよね。
部屋の間取りとは関係ないですが、満員電車って乗ったらめちゃくちゃムカつくじゃないですか。
満員電車は極端にしても、人って狭い空間にいると余裕がなくなってしまうように感じます。
そのような物件に住むな!と言ってしまったら明らかに営業妨害になるので言いませんが、だだっ広い戸建てから3畳そこらの部屋に住むというのは想像以上に負担が大きいです。
地方の人って私もそうだったのですが、直で都心に住みたいと思う傾向が強いように感じます。
たぶん上京してきた人って「電車が1時間に1本」とかいう環境で育ってきたので、電車移動をするという概念があまりないんですよね。
でも、電車移動することを考慮に入れれば国分寺とか立川などの中央線沿いに住んで電車1本で新宿に行くことができます。
郊外なので家賃相場も下がりますし、街全体とも結構落ち着いていて住みやすいですしね。
極狭物件というのはミニマリストなどを反映した時代の流れだと思います。
ムダな物を持たないというのは確かに出費も少なく、部屋が狭くならないので、そういう意味では極狭物件は時代のニーズに合っていると思います。
でも、ミニマリストを過激に推し進め、思い切って狭い物件に住んでしまうと、場合によっては心身ともにめちゃくちゃ疲れると思います。
今後はどういう方向に行くのかはわかりませんが、from 戸建て to 3畳はかなりカルチャーショック受けると思われます。
以上