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AIが英語学習を不要にするのか

AI時代には英語学習がますます重要になる3つの理由| 藤沢数希(特別寄稿) | フィリピン語学学校|フィリピン留学、セブ島留学ならサウスピーク

 

 AIが発達したら英語を勉強する必要がなくなるだろうという意見がある。例えばgoogleの翻訳機能が発達したら自分で英語を考える必要がなくなる。まあ「ほんやくこんにゃく」みたいなのをきっとイメージしているのだろう。

 

 では本当に英語を勉強する必要がなくなるのか。今日はこのことについて考えてみよう。

 

英語教育の変化

 

 

日本の「英語産業」にとって、良いニュースと悪いニュースがある。2020年、つまり、いまの中学3年生が受ける大学入試が変わる。人がやっている多くの仕事を人工知能(Artificial Intelligence, AI)やロボットがやるようになる、と言われている。そうした未来では、これまでの日本の伝統的な教育である、知識や解法を暗記して、それをいかに正確に速く答案用紙に再現できるかを競うようなやり方では、国際競争に打ち勝てない。こうした教育を変えよう、と大学入試改革が行われる。

https://souspeak.com/ai-english/

 

 

 これは上の記事の引用である。で、上の良いニュース、悪いニュースを要約しておくと、

良いニュース→「読み書き中心の学習から聞く・話すの4技能にシフトする」

https://souspeak.com/ai-english/

悪いニュース→「本来、今以上に勉強しなければならないのにAIのおかけでやらなくていいんじゃないかという風潮になっている」

https://souspeak.com/ai-english/

 という感じである。

 

 ここからは自分の意見である。この良い、悪いニュースは日本の英語教育の方向性と時代がもたらした恩恵がぶつかっているように思える。そう考えると今は英語教育の過渡的な段階であろう。

 

 本当は教育と時代の利便性は両立されなければならないのだが、おそらくAIがすべてやってくれるから英語の勉強はする必要なしという人と、AIをうまく活用し、ますます英語が上達する人に分かれていくだろう。上の記事でもそのようなことが書かれている。では次にAI学習における問題点をみていこう。

 

AI学習の問題点

 

 

Google翻訳は、人間が理解するように文章を理解しているわけではまったくないのである。それゆえにちょっと論理がひねくれた文章や文脈を考えないといけないような文章を与えると、まったくトンチンカンな訳を返してくる。Google翻訳は、軽いジョークやスラングが出てくるようなくだけた会話のほうがむしろ得意で、論理が入り組んだ硬い文章が不得意なのである。コンピュータらしくないのだ。

https://souspeak.com/ai-english/

 

 

 この記述からわかるのは、言語という学習はやはり人工知能では限界があるということだ。グーグルの翻訳を使ったことがある人はかなりいるだろう。もちろん私もつかったことがあるが、やっぱり「文字通り」っていうか不自然なんだな。これが。

 

 確かにAIが学習すればある程度は正確にはなるかもしれないけれど意思疎通を円滑に行うツールとしては難しいと思う。まあ単語とかを調べるには良いと思うのだが。

 

 人工知能の学習の限界からわかるのは、やはり、言語という学習は人間でないと難しいということだ。というか自分の伝えたい事をすべてAIに委ねるのって結構怖くないか。自分の本意でないことが相手に伝わってしまったり(それは自分で英語話しててもあるけれども)する。

 

 でも自分で話した言葉だとすぐ修正はできる。しかし、AIに委ねてしまった状態だと一体何が間違っているのか自分で理解することはできない。そういう状態のまま会話をしていたら人間関係に亀裂が入る恐れがある、と私は思ってしまう。したがって自分で学習することも必要だと分かってくる。

 

知識の格差社会

 

 

AIを使った機械翻訳は、インフォメーション・テクノロジーの一種である。そして、これまでのインフォメーション・テクノロジーと同じように、それは能力差を拡大させることにつながる。もともと情報処理能力が高く、確かな知識を持っている人間の能力を拡張していく一方で、そうでない者たちからは携帯ゲームのような無意味な娯楽で時間を奪い取り、疑似科学、ニセ医学、放射脳ネトウヨなどの誤った考え方や間違った知識をさらに強化していく。

https://souspeak.com/ai-english/

 

 

 

  毎回引用で申し訳ないが、それぐらいこの記事は英語学習の参考になる。この記事は現代における情報格差というものを教えてくれている。正しい知識を持っている人はAIの機能を使いさらに有益な情報を獲得していくだろう

 

 一方、あまり知性を有さない人はおかしな情報に振り回され、くそみたいな情報を得ていくことだろう。そうなると、本当の意味での格差社会が広がっていくことが容易にわかる。若干話は逸れてしまったがAIにおける英語学習から情報を得る力が大事であるとわかる。

 

 それゆえ、語学の勉強はしっかりするほうがよいに決まっている!要はスペックが高い状態でAIの機能を有効活用すれば、さらにあなたのスペックが上がっていくだろう。

 

今日はこれまで!