厳しいのは自分たちだけではない…就活川柳で見えた採用側の苦悩 #ldnews https://t.co/Q7k1eXItLo
— penser(パンセ) (@NEETkei_penser) 2018年8月23日
厳しいとかつらいとか言ってるけど本当に辛かったらこんな川柳考え付かないよね
— penser(パンセ) (@NEETkei_penser) 2018年8月23日
いい加減辛いの嘆いて楽しむのやめたほうがええと思う。
— penser(パンセ) (@NEETkei_penser) 2018年8月23日
私は以前ツイッターでこのような発言を書いた。本当に世の中には自分の不幸を楽しむ人が多い。
しかもそのことに自分が気付いていないという人が多い。
ということでそういうことに関することを今日は書いていく。
自分の不幸を楽しむ人で世の中溢れている
自分の不幸を楽しむ典型的なものとしてサラリーマン川柳がある。
これは自分の不幸(職場や家庭の諸問題)を面白おかしく、ユーモアたっぷりに書き連ねるものだ。
きっと、「あ、俺も(私も)!同じ境遇やわ!」と激しく共感している人は多いのではないだろうか。
別に自分の不幸な境遇を川柳にして世間に訴えることは何ら問題はない。
「お気に召すままに」である。
が、その川柳を考えた人は本当に自分が不幸だと思っているのだろうか。
もし本当に不幸だと思っていて、現在の状況から脱したいと強く願っているなら、こんな不幸を面白がる川柳なんて考えている余裕なんてないのではないか。
嘆いたり、楽しむよりも現状を変えようとすることにフォーカスしているはずだ。
それなのに現在の不幸な現状を変えようとはせず、川柳を考えている時点で、なんやかんやでその現状に満足しているのである。
むさくるしいスーツの着用、むかつく満員電車、職場のうざったい人間関係、知性の低い上司との関わり、非効率な労働がまかり通っている職場、働かない野郎どもが多くの給料をもらう日本の会社、長時間労働及び残業の礼賛、さして面白くもない「飲みゅにケーション」、雪どけの目途がたたない家庭内の冷戦。
実はあなたはこれらの問題を楽しんでいるのではないか。
この先もこれらの不幸を楽しむつもりなら、一生現実は変わらないだろう。
相変わらず単調な日々で会社や家庭内の諸問題は積み重なっていくばかりである。
不幸な境遇を本気で変えたいと思っているなら、のんきに川柳なんて考えている場合ではないのだ。
どのようにして不幸なマインドが形成されるのか
そもそもどのようにして不幸なマインドは形成されるのか。
それはあなたが普段触れている情報から不幸になるマインドが形成されるのである。
特に日本はそのような情報に満ち溢れている。テレビなどでサラリーマンがインタビューされているのをよく見る。
インタビューの内容はたいてい政治に対する不満、会社、上司、職場の問題に関することである。
で、そのサラリーマンもどこか悲壮感を漂わせている。そうでありながら、自分の不幸な現状を面白おかしく相手に伝える。
こういう構図があり、インタビューが成立している。
問題なのは、そのような映像からネガティブな印象を受け取っていることである。
そのような光景を通して、まだ社会に出ていない人は「あ、私も将来あんなふうになるのか」と無意識のうちにインプリンティングしてしまう。
案の定、社会に出るとそのような人間になってしまう。
もっと身近な例は電車の中だろう。電車の中というのは、ある意味では社会の縮図である。その社会の縮図の空間で、不幸マインドを形成してしまう。
電車の中はどうであろうか。見渡す限りダークスーツに身を包んだビジネスパーソンが多数を占めている。
他にもリクルートスーツというダークスーツに身を包んだ就活生。もうこれ夏に着るとか地獄だろう。もう拷問以外の何物でもない。
で、皆(もちろん全てではないが)イラついた表情をしてスマホをいじっている。まじほんとに眉がつりあがっていてはっきりといらついているのがわかる。
電車内で赤ちゃんが泣こうものなら、露骨に表情に出す者もいる。
こんな光景を日々目にしていたら、暗い気持ちにならないはずがない。そのような光景を見ているうちにあなたは知らず知らずのうちに「サイレントマジョリティー」になっているのだ。
似たような服をして似たような表情で
そしてまたまた案の定単調な日々を送り、ストレスの多い生活を送ることになっている。で、サラリーマン川柳なるものを考えたり、居酒屋で会社や上司の不満を言うようになっている。
もはやそのような状況から脱出する気持ちもなくなってしまている。
思考が現実を作る
結局、自分の考えていることが現実を作っているのだ。
テレビや電車の中などで取り込んだマイナスの情報というのが脳内で血となり、肉となり自分の思考となる。
そしてその思考が良くも悪くも現実となってしまうのである。したがって思考というのは非常に重要。
思考というのはあなたの現実、もっというとあなたの人生をも左右する要素となってしまうのだ。
そういうことから、まずはできるだけネガティブな情報を取り込まないようにしていくべきである。
といっても普通に生きている以上はどうしてもマイナスの情報を取り入れてしまうことは避けられないことだ。
ではどうすれば良いのかと言うと、マイナスの情報に同調しないようにすることだ。
もしマイナスの情報を見てしまったら、「いや、これは自分とは関係のない現実だ。自分は良質な情報を摂取しなければならない」と強く信じよう。
そうすればそのような現実が引き寄せられ、より良い人生を歩める可能性が高くなる。100%は無理かもしれないが、できるだけ良い現実を考えていこう。
不幸な現状を変えたければ、楽しんでいる場合ではない
繰り返しになるが、現状を変えたければサラリーマン川柳などで自分の不幸を楽しむべきではない。
今すぐに思考と行動を変えていこう。
「自分がこんな不幸な状況に置かれるなんてありえない!自分はもっと良い人生を歩む権利がある!」と強く信じよう。
そして今いる会社が気に食わなかったら、とっとと辞めて転職するなり、独立するなりの行動を起こそう。
行動を起こせば、「神の見えざる手」があなたの味方をし、より良い環境へと導いてくれるだろう。
求めよ、されば与えられん
である。ただ思考が変わっていかなければ環境を変えたとしても同じ境遇を歩むことになってしまう。したがって思考を変えることは必須である。
まずは不幸を楽しむ習慣を絶とう。
そのような思考を絶ち、自分はより良い環境で生きていく権利があると信じて疑わないこと。
そうすれば、そのような人生が拓けてくるはずだ。
いい加減不幸を楽しむことをやめ、ポジティブな思考を持ち続けないとこれからの時代は生き残れないと思う。
本来人間は幸せに生きる権利があるのだ。それにも関わらず、ネガティブな情報によって、不幸な思考が身についてしまうことは非常に残念なことである。
Always maintain a positive attitude !