世の中には人と関わらなくても平気な人がいる。私もそういうタイプである。
どれくらい人と関わらなくても平気かというと、昨日の受験ネタでも書いたがほぼ1年友達とか連絡を取らなくても全然平気だったし、今年の無職期間も人と関わらず一人で生きていたが全然平気だった。
ただ、人と関わらないで過ごすというのは多くの人にとっては苦痛かもしれない。
まあ人間なんて完全には一人では生きられないのだし。
では本題。人と関わらなくても平気な人は異常なのか?
結論
全然異常じゃない!!と私は思う。
人によっては他者と関わることでかえってストレスが溜まる人もいる。
一人でいるほうが気楽でいいという人もいる。
これは学生、社会人幅広くそういう考えを持つ人がいると思う。
学生にとってはかなりしんどいだろう。学生だと学校という組織に所属してしまうとなかなか逃げ道が見つからなくなってしまう。
「登校拒否」という行動を起こすことができる人はあまり多くない。
しかも中学校までだと内申点とかあるので進路にも影響がでる。かくして逃げられないままに苦しい学校生活を送ることになる。
そうやって逃げることができない環境で過ごしてしまうのだから、もう「一人でいてはいけない」みたいな考えがインプリントされる。
で、社会人になると上下関係、それに付随する飲み会などで精神的、身体的に疲労困憊になってしまう。
一人でいることの「市民権」をもっと普及させるべき
とりわけ日本って一人でいることをあまり良しとしない文化がある。
常に誰かと関わっていることが普通で、「人と関わらないないで平気なんてありえない」という考えが支配的だと思う。
だから会社の飲み会とかも拒否したらあまり良い顔をされないし、ブラックな会社ではパワハラや暴力にまで発展しかねない事態にまでなるかもしれない。
私としてはむしろ多数の人間の中に身を置く方がストレスであり、不安である。
「群衆の中にいる孤独な自分」みたいなやつである。
それが顕著に感じるようになったのは社会人になってからであった。
これを言うとヒンシュクを買うかもしれないが、社会人の人間関係なんて所詮「利害関係」絡みである。
それに共通の話題だってなくなる。
どう考えても親しく付き合う意味を感じない。
それなのに皆と仲良くして一緒にいなければならないとか私にとってはしんどい。
でも日本は一人でいることを良しとしないし、上司とかセンパイの飲みの誘いを拒否するなんてけしからんみたいな文化があるから、一人が好きな私としてはかなりしんどい。
とかく日本は生きにくい、みたいな感情を抱かずにはいられない。
んーもっと日本も(外国とかはよくわからないが)一人でいることを良しとする文化を作ってほしい。
というか、社会人になってべたべたでなれなれしい人間関係とか言い方は結構キツイが時間の無駄でしかないと思うんだ。
どうせ、転職とかして関わらなくなることもあるだろうし、出世とかして普通の関係でいることなんてできるのだろうか。
なので会社に対する帰属意識が強い人とウマが合わないんだな、私。
一人でいる時間を持たないとどこかでパンクしてしまう
ずっと人と関わり続けるのって結構しんどくないか?
そうやってずっと人と関わっていたら、ストレスがたまりまくり、どこかでパンクしてしまうと私は思うんだが。
確かにずっと一人で居続けるのも辛いかもしれない。人によってはそっちの方が拷問だと思うだろう。
でも一人でいる時間を確保しなければ、自分でいろいろ考える時間もなくなるし、それによって深い思考力も得ることができなくなってしまう。
そういうこともあるのでもっと一人でいることに寛容な世の中になってくれればいい。