老後に備えて貯金にいそしんでいる人は多い。老後は主に退職金や年金を当てにして暮らすことが想定されているからだろう。
まあつまり老後は「貯金切り崩しレース」の中で生きることになる。
でも、私たち老後に、お金以上に気にしなければならない重要なことがある。
今日書く内容→貯金より重要なあることとは?・今やらなければならないこと・まとめの3点。
大事な箇所は太字にしているので、そこ中心にサクッと読んでもらっても大丈夫です!
目次
貯金よりも重要なあることとは?
時間の使い方
老後に備えての貯金よりも重要なこと、それは時間をどう使うかである。
老後になると、ありあまるほどの時間ができる。それまでサラリーマンや公務員だった人は忙しい生活から一変、とてもヒマな生活を送ることになる。
いくら金があっても、1日1日をどう過ごすのかがわからなければ、毎日悶々とした生活を送ることになる。
時間の使い方がわからない人は老後に詰む
時間の使い方がわからず、毎日悶々とした生活を送ったら、どうなるか。
詰む。
これに尽きる。
まあ基本無駄に時間が過ぎていくので、ストレスがものすごくたまる。ストレスがたまると、精神が荒む。
その結果、人生詰む。
特に会社などの組織の中に人生のいきがいややりがいを見出していた人は危険だ。
そういう人は決められたルールの中で積極的に動いていただけなので、自分でどう過ごすかは考えていなかった可能性が高い。
休日にやることがなさすぎて、「ヒマだ~。満員電車や残業はきついけど、やっぱり仕事をしていたほうがいい」と思っていた人は要注意。
それは自分自身で動いていなかったからこそ、出る発言である。
今年はGWが10連休である。10連休と言っても老後の日々と比べれば、とても少ない休日である。
その少ない休日にも関わらず、「何をするかわからなくて不安」とか言っているようでは老後の人生は悲惨なことになる。
私は以前ツイッターでそのことについて言及した。
そもそも日本人って時間と金の使い方が下手な人が多いと思う。
— パンセ (@penser_hateb) 2019年4月4日
GW10連休で問う 日本人が「休日多すぎなのに休めていない」真の理由(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース https://t.co/xg9Lb2bWgB @YahooNewsTopics
10連休すら有意義に過ごせなかったら、時間がありあまる老後とか悲惨なことになる。
— パンセ (@penser_hateb) 2019年4月4日
日本人は教育のせいということもあるが、自分から何かをすることが苦手である。
自分で積極的に動かなければ、後々深刻な事態を招くことになる。
老後になる前にやらなければいけないこと
時間の使い方を身につける
確かに老後に備えて、貯金することは大事である。でも、それにこだわり続け、お金をため続けるのは健全なことではない。
それではお金の持つ価値を発揮させることができない。
来たる老後に備えてやらなければならないことは貯金をしつつもお金を使い、自分が何に興味を持っているかを知ることである。
読書、映画、スポーツ、旅行など。
で、興味を持ったことに収入の範囲内でフルコミットする。
そうすれば、組織だけでなく、それ以外の環境でも自分の生きがいややりがいを見つけることができる。
こういう状態にしておけば、老後が来たとしても有効に時間を使うことができる。
組織依存はやめよう。
信用の貯蓄をする
信用の貯蓄は何かと言うと、他者との信頼関係を積極的に構築しておくことである。
なぜ信用の貯蓄をしなければならないかというと、人間は相互に助け合わないと、生きていけないからだ。
いくら金があったとしても、他者との関わりを拒絶してしまうと、生きていくことはできない。
老後は無理心中でもしないかぎり、夫と妻、かならずどちらかが先に逝く。
両方いっぺんというのはかなりレアなケースだ。
(なんか言っていることがエグイ気が…)
またこれまで所属してきた組織(会社や公務員など)もなくなるので、人間関係が希薄になることが確実である。
そういう環境になって誰とも関わらない日々を送るというのは相当しんどい。
結果、孤独死ということにもなりかねない。だから老後になる前から自分の身の周りにいる人との信頼関係を構築し、それを積み重ねていく必要がある。
私が信用を貯めていくことの重要性を知ったのは、堀江貴文氏の『堀江貴文の「新・資本論」』という本を読んだことがきっかけだ。
そのことに関して書いた記事もあるのでよかったら読んでください。↓
ここまで書いてみると、実は私たちは気にしなければならないのはお金ではないことがわかる。
まとめ
多くの人は老後の金のことを過激なほどに心配する傾向があるが、それ以上に重要なのは、時間の使い方、信用の貯蓄である。
お金それ自体が重要だと思っていると、老後は悲惨な末路が待っている。