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外国語系の記事が多くなりそうです。

なぜ、現状を変えるための行動を取ることができないのか?

 「現状を変えたい」とみんな言いつつも、実際に行動に移す人があまり多くはない。一体なぜなのでしょうか。

 行動を起こせば、今の辛い現状を変えることができるのに。

 現状維持な日常を一変させることができるのに。

 

今日書くのは現状を変えるための行動を取れない原因と、行動を取れるようになるための対策です。

 

目次

 

 

行動を起こすことができない理由

 

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 行動することは現状を変えるための最も効力のある手段です。会社がつらいのなら辞めればいいし、起業したければすればいいし、田舎から上京したければ上京したければすればいい。

 でもみんなそのような行動を取ることはなく、結局現状維持な生活を送っている。

 私は、多くの人が行動を起こすことができないのは、リスクを考えすぎる、めんどくさい、そもそも日本の教育に問題があるからなのではないかと考えます。

最初にリスクを考えすぎることについて書いていきます。

 

行動するリスクを考えすぎる

 みんな利口すぎる。利口すぎるがゆえ、行動した後のリスクを考えすぎるように思えます。実際に行動していないのにも関わらず。

 例えば、

 「会社を辞めて転職できなかったらどうしよう」

 「独立して失敗したらどうしよう…露頭に迷うんじゃね!?」

 「上京して住む場所を決められず、収入を得る手段もなかったらどうしよう…」

 「結婚して相手とうまく生活できなかったらどうしよう」

 という具合に。

 もうこれでもか!っていう具合にリスクを考えすぎる。

 でもリスクを計算したところで、実際にどうなるかなんて実際にやってみなければわからないじゃないですか

 それに失敗したところで、別に死ぬわけではない。

 なのに、みんなリスクをあまりにも考えすぎている。それが行動するのを阻害しているんですよね。

 

 行動できないもう1つ理由はめんどくさいからではじゃないかと思います。

 

行動することが面倒

 行動するのって、正直言ってめちゃくちゃめんどくさいです。

 会社を辞めるのにも、退職の旨を伝えなければいけないし、会社を辞めた後も国民年金やら国民健康保険の切り替えをしなければならない。

 独立するのにも開業届を出さなければいけないし、確定申告を自分でやらなければいいけないし(税理士に頼むという手段もあるが。というかそればベスト)

 上京するのにも住所変更を役所でしなければいけないし、引っ越し先を決めなければいけない。

 ありとあらゆるめんどくさいことが私たちの前に立ちはだかるんですよね。

 その面倒くささにみんな辟易してしまい、結局行動が取れずに終わってしまう。

 

 でも、そういう面倒くさいことに向き合わなければ、生活を変えることはできないです。面倒くさいことを受け入れなければ行動を起こすことができない。

 行動を起こすことができなければ現状を変えることができない。

 これを言ったら老害になるかもしれませんが(と言っても私はまだ20代)、今はめんどくさいことを回避し放題な社会だと思います。

 退職代行サービスとか典型的な例でしょう。退職なんて申し出れば辞められるのに、わざわざ金を払ってまで他人に退職申請を丸投げする。

 まあこれはあくまで一例ですが、私たちはめんどくさいことをいくらでも丸投げできる社会で生きていると言えます。で、これから先どんどんそういうめんどくさいことから避けられる社会が一層進んで行くと思います。

 しかし、忘れてはならないのは、めんどくさいことを放置すればするほど、現状を変えるための行動は取れなくなっていきます。

 便利な世の中ですが、あえて率先してめんどくさいことをやっていかなければ「行動力」を高めることはできません。

 

日本の教育に問題がある

 で、行動できない最後の理由。それは日本の教育に問題があるのではないかと思います。

 日本の教育って小学校から高校大学まで「みんなと同じこと」が良しとされているじゃないですか。一応は「個性を発揮しましょう」だとか「人と違うことをやりましょう」とかタテマエではそう言っていますが、「ただし常識の範囲内で」というホンネが隠されているんですよね。

 授業とかも生徒に学力に関係なくみんな同じ画一的な授業ですし、服装だってランドセルであったり、制服であったり、これらもまたみんなと同じです。

 一人だけずば抜けて勉強とかできていたら、嫉妬と妬みの対象になります。

 

 学校生活だけではありません。進路とかもそうです。とにかく今は大学に進学しなければいけないという風潮が強い。進学校では特にそうでしょう。一人だけ就職とか起業なんてしたもんだったら、異端の目で見れらる。

 それに本当は自分のやりたいことがあるA大学があるのに、その大学よりも偏差値が高いB大学(でもそれは自分にとってあまり興味がない。でも学校側に受けるように言われた)に行かなければ、「え!?なんで!?」みたいに思われる。

 とにかくみんなと考えを合わせないといけないんですよね。学校教育というのは。

 こういう環境に慣れているから、人とは違う行動を取ることが困難になっているように思います。そのようにな同調圧力に屈することなく行動できればいいんですが、それが難しい。

 それゆえに、「行動力」が阻害されていると私は感じます。

 

 では行動するためににはどうすればいいのでしょうか。それを次に書いていきます。

 

 

行動するために必要なこと

 

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 行動するために必要なことは、結局のところ、リスクを考えずに行動する、めんどくさいことも受け入れて、それをこなしていくというのが最適解です。

 ではそれらができるようになるためにはどうすればいいのでしょうか。

 それは自分ができることを積み重ねるしかありません

 自分ができることを積み重ねるというはどういうことでしょうか。それを書いていきます。

 

 

自分ができることを積み重ねる

 今自分ができることに全力で取り組みましょう。会社を辞めるとか起業するとかそんな大それたことじゃなくていいんです。

 ブログをやるとかツイッターをやるとか、自分の興味関心のある資格を申し込み、その勉強を始めるとか、なんでもいいんです。

 今自分ができることを確実に積み重ねていきましょう。そうするとどういうことが起きるかというと、自信が生まれます。「今までできなかったけど、初めの一歩を踏み出すことができた!」という感触をつかむことができ、少しずつ行動力が上がっていきます。

 そうやって自分ができることを積み重ねていくと、次第に大きなことでも行動することができるようになります。

 まあつまり行動力のキャパが大きくなっていくので、積極的に行動することができるようになるんですよね。

 マジ大事です。

 自分ができることを1つ1つ積み重ねる。このことを習慣化することで、人生は変わっていきます。

 

 確かに行動するよりも現状にとどまっているほうがラクです。余計なコストもかかりませんし。でもそうやってずっと同じ何も変わらない単調な日々を送る人生って味気なくないですか?

 今は昔よりも人生の選択肢が多くあります。それなのに、様々にある人生の選択肢を試さずに現状維持にとどまるのは人生の機会損失だと思います。

 現代社会の恩恵を享受して、行動力を高めていきましょう。

 

まとめ

 現状を変えるための行動が取れないのは、

 リスクを過剰に計算しすぎる

 行動するのがめんどくさい

 そもそも日本の教育に問題がある

 からです。

 

 行動力を高めていくためには自分ができることを積み重ねていくことが重要です。