緊急事態宣言が解除され、ようやく普通の日常生活に戻ってきましたね。
まあそもそも緊急事態宣言が必要だったのかもわかりませんが…。
そんな中、カラオケの業界団体なる組織(全国カラオケ事業者協会)がカラオケ店に感染症対策のガイドラインを提示したようです。
私、大学生の時にカラオケでアルバイトをしてたんですよ。
3年ぐらい。
まあ実際に働いていた身なので、上記のガイドラインに書かれてあることが実現可能かどうかだいたいわかります。
なので、今日はカラオケの業界団体が定めたCOVID-19に対する感染症対策が果たして実現可能なのかどうか辛口で検証していきます。
まず最初に辛口な意見を言うと、ガイドラインの文章がとてつもなくわかりずらい!
・読み手のことを全く考えていない!
・「自分たちだけが理解すればいいやー」みたいに書いてるようにしか思えない!
・もっとわかりやすく書け!
・どこが重要ポイントなのか全くわからん!
・本当にカラオケユーザーおよびカラオケ店のことを考えてる!?
・いかにも「お役人」的な文章だわ!
、、、、
、、、、
、、、、、
と酷評したところで書いていきまーす。
実現可能そうなこと
入場制限
実現できそうなこと、それは入場制限ですかね。
3密防止の観点から、お客の人数を制限するというものです。
ガイドラインに書かれていたのは、各室における入場制限。
まあ率直に言うと、パーティールームを使用しないといけない人数で来た場合は来店をお断り(とは書かれていなかったですが…)する可能性が高いということでしょう。
このお客の数を制限するということはたぶん現実的に可能なのではないでしょうか。
でも売上はかなりひどい状況になると思いますね。
衛生面での対策
衛生面での対策は
マイクやその周辺機器などの消毒を徹底的に行う
部屋の喚起を行う
というものです。
ものですというか、そういうふうに書いてあったと言ったほうが正しいですが…。
冷静なツッコミを入れると、そんな衛生面での対策なんて日頃からちゃんとやってるわ!!!!!
何この今さら感!?
と思いますが、それだけでなく、テーブル、いすの背もたれ、電気のスイッチ、エレベーターのボタン、インターフォン、蛇口(!?)も徹底的に消毒対策に留意するそうです。
従業員大変そう~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!
実現不可能なこと
部屋の椅子の配置
部屋の椅子の配置って何のこと!?って思う人もいるので、説明すると、
部屋の椅子の座席間隔を2m(最低1m)離す
椅子をお客同士が対面できないように横並びに配置
するということらしいです。
従業員目線から言うと、部屋の座席の配置を変えるとかマジでめんどくせええぇぇぇぇ!!!!!!
オイ!!お偉いさんたちよぉ、余計な仕事増やしてんじゃねえよ!!!
あんたら一回カラオケ店の部屋の座席とかテーブルの配置とか変えてみろよ!
やったことないから、そんなこと言えるんだろうが!!!!
そもそも部屋の広さが2m×2mないところだって結構あるからな!!
と席の配置を変えるとかマジでめんどいです。
部屋数の多い(だいたい100部屋ぐらいある。銀座のカラ館とか?)店舗とかだと大変な重労働になるのは目に見えてますし、いつかまた元に戻さなければいかないとかマジでめんどう。
で、そもそも席を1m2m離したところで、感染リスクって防げるんですかね?
というか~、カラオケに入店する前は普通の距離感保ってたカップルとかが、入店して部屋に入るやいなや、いきなり1m2m離されるとかぁ~マジで残酷だと思うんですけどぉ~。
どうしてお偉い方は意地でも人と人との距離を離させようとするのでしょうか。
そして対面ではなく横並びで。
出たよ!対面ではなく横並びで。
これ、厚労省のHPにも掲載されているのですが。意味がわからないですよね。
人と人とが真正面に向かい合うと、どうやら感染するリスクが高まるからだそうです。
マジ卍で意味わかんねぇ~~~~~!!!!!!!!!!!
これも席を1m2m離したところで何の効力もないのと同様、本当にCHABAN!
どうして専門家なる集団は無邪気に机上の空論(ですらない)を振りかざすのでしょうか?
(酷評)
過去に専門家たちのあまりにも「バカげた生活様式」をdisった記事を書いたのでそちらも読んで頂ければ。
お客に求められる対応(歌う時以外のマスク着用)
業界団体のお偉い方は、お客に対して歌っている時と飲食時以外のマスク着用をお願いするそうです。
これはあまりにも頓珍漢ですね!(超絶酷評)
頓珍漢すぎて全米が泣くレベルです。冗談抜きに。
想像してみてください。
いちいち歌うたびにマスクを外し、歌い終わったら再度マスクをつける。
で、頼んだフラポを食べるときはまたマスクを外す。
マスクをつけて外しつけては外し…
もうその光景が滑稽すぎます。
たぶん業界団体のお偉い方は日頃カラオケには行かないのでしょう。
だからこそ、こんなバカげた発想をすることができる。
人と人とが1m2m離れ、みな横並びで座り、そして歌う時以外はマスクを着用する。
一体何のショートコントでしょうか!?
業界団体のオエライ方、カラオケに行ってます????
そもそも論ですが、お客が部屋の中でマスクをつけるかどうかなんて確認のしようがないです。
それを店員に確かめてもらうべく、巡回させたところで部屋数の多い店舗とかだと確認しきれないです。
それにお客がマスクを着用してないからと言って、いちいち部屋に入り「お客様!マスクをつけてください!」だなんてそんなめんどうなことできないです。
結論
ガイドラインに書かれてあることをいくつかピックアップして書きましたが、おそらく来客者の数を制限する、衛生面の対策を徹底的に行う以外のことは無理だと思います。
特にお客に求める対応です。
歌う時と飲食する時以外はマスクをつけろ!とか言っていることがマジで頭狂っています。
繰り返しますが、こんなこと部屋に監視カメラでも設置しない限り確認できないですし、従業員に巡回させたところでムダに手間かかりまくります。
というか、自粛自粛でストレスたまりまくってて思いっきり歌いたい気分なのに、彗星の如く現れたわけのわからない専門家、業界団体たちによるわけのわからないガイドラインに従うとか絶対にしたくないです。
部屋の中で友達とかと1m2m離れるのもマジで意味不明です。
そんなことしたところで感染リスクなんて防げないないですし、それだったら部屋に入る前に消毒を徹底的にさせるとかさせたほうがいいです。
んまあガイドラインの対策全てをやろうと思えばやれるんでしょうけど、店員もお客もストレスがたまりみんなカラオケから離れていくのが目に見えてますね。
元カラオケ店員から業界団体専門家にアドバイス(超絶上から目線)
書かれあったガイドラインの内容から推測するに、それを定めたお偉い方ってたぶん現場を知らないと思うんですよ。
現場を知らないからこそ、わけのわからない妄言を無邪気に言い出すんです。
それに加えて、お偉い方たちはお客としてもカラオケをほぼ利用しない。
だからこそ、マスクをつけろだの、1m2m離れろだの、みな横並びで座れだの意味のわからないことを言いだすんですよね。
こんなの普通にカラオケに遊びに言っていたら、絶対に考え付かない愚かな発想ですよ。
だ・か・ら、まず1か月ぐらい実店舗で従業員として働いたほうがいいと思います。
どこのカラオケ店でもいいので、とりあえず1か月ぐらい従業員として働いてドリンク・フードの調理及び提供をやり、フロントでお客の会計したりドリンクなどの注文を取ったほうがいいです。
あとは部屋やトイレの清掃、厨房の閉め、飲みすぎて吐いた客のゲ〇の処理も。
そうやって実際に働いてみれば、自分たちの言っていたことがいかに頓珍漢で馬鹿げていて、現場のことを考えていなかったかを身をもって痛感すると思います。
あとはお客としてカラオケを利用すること。
六本木にある会員制のカラオケ付きの高級なバーじゃなくて、一般的なカラオケ店でね。
カラ館、招き猫、バンバン、カラ鉄、ビックエコーなどたくさんあります。
そういう一般客が利用するカラオケ店に行くことによって、庶民感覚を養うことができます。
一般的なカラオケに行けば、もう二度と部屋の中でマスクをつけろとか1m2m離れろとか言わなくなります。
というか、今回のカラオケのガイドラインに限ったことではないですが、専門家なる集団は明らかに現場を知らなさすぎると思います。
現場を知らない状態で自分たちの理論を暴力的に振りかざしているから、自分たちがどれほど国民の生活を窮屈にしているかに無自覚なように感じます。
COVID-19に対する対策は行っていくべきですが、ちゃんと現場を知っていてかつデータを読み解ける人が対策に対する提言をしていくようになってほしいです。
今日はここまです。
以上。