Sakuはゆるく生きる

外国語系の記事が多くなりそうです。

英語の勉強に丸暗記は必要か?

 「英語の勉強方法には丸暗記をしなければいけない」という立場の人と「丸暗記ではなく、理屈で攻めていかなければいけない」という立場の人がいます。

 

 この論争(?)によって、英語学習者、とりわけ英語初心者の人は悩んでしまいます。

 

 実際のところ、英語の勉強は丸暗記か、それとも理屈重視か、どちらがいいのでしょうか。

 

 今日はそのことについて書いていきます。

 

 

結論

全てを丸暗記する必要はないが、覚えなければいけないこともある

 結論から書きますが、英語の勉強は全てを丸暗記する必要はありません

 しかし、ある程度暗記をしなければいけないこともあります。

 

 これを言ったらどうしようもないのですが、英語というのは暗記×理屈の勉強をしていかなければいけないんですよね。

 だから、覚えなければいけない分野はしっかりと暗記をし、理屈で理解しなければいけない分野はしっかりと理屈で理解していかなければならないのです。

 

 したがって、丸暗記をする必要はないが、ある程度覚えなければいけないこともある、ということになるのです。

 

 ただ、それでも丸暗記したほうが効率的に進む学習分野と理屈で理解したほうが効率的に進む学習分野があるので、以降はそのことについて書いていきます。

  

暗記すべき分野と理屈で理解すべき分野

英単語・英熟語は丸暗記

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 まず、英単語・英熟語の勉強ですが、これらの勉強に関しては丸暗記で進めたほうがいいです。

 英単語や英熟語の覚え方として、接頭辞や語源の理解を深めて覚えるという理屈的な覚え方もあるのですが、ゴリゴリ覚えていったほうが効率がいいんですよね。

 

 例えばdisは否定的な意味があるので、diseaseはeaseではない、だから「病気」の意味になる、みたいに覚えるよりも、diseaseは病気!と覚えてしまったほうが早いです。

 

 (でも語源とか接頭辞の知識があると覚えやすいので、今度ブログに書くかもww)

 

 他にもinが「中へ」、volveが「回転する」という意味だからinvolveは「巻き込む」と考えるよりもinvolveは「巻き込む」とまず覚えていったほうが、効率がいいです。

 

 単語の場合、覚えるべき量が膨大にあるので、最初から理屈で攻めるよりもしょっぱなから丸暗記してしまったほうがいいのです。

 

 そういうわけで、英単語はゴリゴリ覚えていきましょう。

 

英文法は理屈で理解する

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 対して、英文法はできるだけ理屈で理解していきましょう

 「文法を丸暗記」ってそもそもダルすぎですよね…。

 単語なら文字数が多くないので、丸暗記できますが、文法を丸暗記となると、例文とかも覚えなければならなくなるのでしんどいです。

 

 なので、英文法は理屈で理解していく必要があります。

 例えば、高校生ぐらいのときにto 不定詞と動名詞を勉強したと思います。

 それで、英語の先生が「動名詞を目的語に取る動詞は『MEGAFEPS』と覚えろ!」

 と言われた記憶ありません?

 

 (MEGAFAPSとはmind. enjoy, give up, avoid, finish, escape, put off, stop)

 

 でもto 不定詞は「未来志向」を表し、動名詞は「反復・中断・逃避」と覚えておけばわざわざMEGAFEPSと覚える必要はなくなります。

 不定詞と動名詞については過去記事に書きましたので、詳しくはそちらを参照していただければと思います。↓

www.penserblog.net

 

 また、英文法は丸暗記に頼っていると応用が利かなくなるので、理屈重視で勉強を進めていったほうがいいです。

 おすすめの参考書として、『一億人の英文法』というのがあります。

 この参考書の特徴として丸暗記ではなく、文法の理解やイメージを重視して書かれています。

 結構分厚いですが、取り組んだら取り組んだ分、力が付くので非常に良書だと思います。

 

英文は自分で生成できるようにする

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 世の中には英文の丸暗記を推奨する参考書が多く存在します。

 確かに例文を覚えることによって、長文の読むスピードが上がったり、英作文もできるようになるというメリットがあります。

 しかし、英文をとりあえず気合で丸暗記するってマジで拷問ですよね?

 

 もしあなたが英文暗記系の問題集を使っているのなら、最初からゴリゴリ暗記するのではなく、自分自身で生成できるようにしましょう。 

 英文というのは、英単語や文法の基礎的な知識さえあれば自分で考えてわかることが多いです。

 

 例えば、

 She is taller than me.

 という例文があったとしましょう。

 これは丸暗記で覚えずとも、SVCと比較級の知識さえあれば簡単に覚えることができます。

 

 他にも

 I met  the man who was a doctor.

 という例文があれば、過去形と関係代名詞の知識さえあれば同様に理解+暗記ができます。

 

 要は英文の暗記って、文法など理屈で理解した知識を条件反射的に答えられるかの訓練なんですよね。

 

 英文暗記はまず基礎的な単語と文法の知識を身につけたから行うと効果的でしょう。

 

まとめ

 英語の勉強は全てを丸暗記する必要はないですが、あれ程度暗記をしなければいけないこともあります。

 英単語は暗記、英文法は理解、英文暗記はまず基礎的な単語と文法の知識を身につけてから行う。

 上記のような学習をしていくと、英語力がつくでしょう。

 

 以上です。

 

 

 

 

英語の勉強は負荷をかけなければいけないという話

 英語は聞き流しでできるようになる!

 単語なんて覚えるな!時間のムダだ!

 日本人は英文法ばかりやっている!だから英語ができないんだぁぁ!!

 英語はラクに、ストレスをかけずに勉強しろ!

 

 ネットを見ると、上記のような主張が多く存在します。

 その結果、、、ではないと思いますが、日本全体としてラクに英語を勉強するのがいい!!みたいな風潮が漂っているように感じます。

 

 でも、私は英語の勉強は負荷をかけ、ある程度は脳にストレスがかかるように勉強したほうがいいと思っています。

 

 

英語の勉強に負荷をかけなければいけない理由

英語に対する深い理解ができない

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 英語というのは、どうしても自分の脳ミソに負荷をかけなければ上達しません。

 まあそれはどの言語も同じですが、負荷をかけずに「ラインで勉強」していたり、簡単な単元の勉強ばかりしていても、レベルの高い英会話や読み書きなどができるようになりません。

 

 外国人に道を教えるとか簡単な自己紹介さえできればいいというレベルの英語力を身に着ければいいというのならそれでもいいですが、

 ネイティブとガチめな議論をしたいという気持ちがあったり、TOEICや英検で高スコアを取りたいという目標があるのなら、ラクな勉強ばかりせず、難しい課題に挑戦すべきです。

 

 したがって、簡単なことばかりやっていると、英語に対する深い理解ができないという理由から、負荷をかけて勉強をしたほうがいいのです。

 

勉強のモチベーションが保てない

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 英語の勉強に負荷をかけなければいけないもう一つの理由は、英語学習のモチベーションを保てないからです。

 

 簡単な問題ばかりやっていたり、わかりきったことを勉強し続けると、マジで飽きてしまいます。

 いつまでも"Hello! Nick!!! Nice to meet you!!!"とか"What's this ? this is a pen!!"みたいなことを勉強していても何も発展性がないですし、クソ飽きてきます。

 

 これは他の勉強でも同じことが言えます。

 例えば、数学でいつまでも正負の数ばかりやっているのってマジでバカらしいし飽きてきますよね?

 いったん正負の数を理解したら、平方根とか三平方の定理(いきなり学習項目が飛びましたが)をやりたいみたいな気持ちが出てくるはずです。

 

 なので、学習のモチベーションを保つためにも、脳にストレスがかかる勉強をしていく必要があります。

 

負荷をかけた勉強方法

難易度の高い問題を解く

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 負荷をかけた勉強をすることの重要性は既に述べましたので、次は具体的な勉強方法について書いていきます。

 負荷をかけた勉強をするのにベストな方法は大学受験レベルの問題をこなすことです。

 

 大学受験の英語は関係代名詞がややこしくなったり、倒置構文や仮定法など理解しなければいけないなど抽象度の高い内容が増えてきます。

 確かにそのような勉強をするのはしんどいかもしれませんが、英語という言語の全体像が見えてきますし、理解できることが増えると、達成感が芽生え、学習に対するモチベーションが上がります。

 

 高いレベルの英語力をつけたいのなら、ラクな勉強をせず、負荷をかけて勉強をしていきましょう。

 

 といっても、ただ勉強するのは、モチベーションを保てない可能性があるので、TOEICや英検の試験などを定期的に受験していったほうがいいと思います。

 大学受験レベルの問題をこなしつつ、上記の試験の勉強をすると、知識や思考力はかなり高まりますので、ぜひ試験を受けていきましょう。

 

 おススメの参考書としては『一億人の英文法』があります。

 この参考書は、ページ数がかなりありますが、

 英語の情報量がかなりあること

 丸暗記ではなく、理解することに重点を置いている

 という特徴がありますので、読み込んだら読み込んだ分英語力をつけることができます。

 問題集もあるので、セットで使うと、一層理解力が深まります。

 

英会話を実践する

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 負荷をかけた勉強の2つ目は、英会話を実践することがです。

 英語というのは、言語ですので、しゃべらないと話せるようにはなりません。

 

 しかし、

 学校では座学の勉強が中心

 社会人は一部の職業を除いて英語を話す機会がない

 のが現状ではないでしょうか。

 

 実際に話す機会がないという問題を解決するためには、オンラインを使った英会話がおすすめです。

 でも、この記事を見ているあなたは料金の問題や時間の確保などの問題について悩んでいると思います。

 特に社会人は勉強時間を確保すること自体難しいですから。

 

 そのような人にはDMM英会話の受講をおすすめします。

 このサービスの特徴として、

 24時間365日好きな時にレッスンを受けることができる

 料金が安い

 自分の学力に応じて始められる

 という特徴があります。

 料金が安いという点ですが、

 『1日1レッスン計25分プラン』というコースを選択すると、月額6480円で受講することができます。

 6000円という数字だけみれば高いように見えますが、1日あたりに換算すると209円で受講できるという計算になります。

 (209×31=約6480円。1日あたりの料金×1か月で計算

 

 また、いきなりネイティブと話す自信がないという人もいるかと思いますが、英会話初心者の場合、日本語講師も選択できるので、英会話に自信がなくても取り組むことができます。

 

 英語は話さないと上達しませんので、テキストをこなすだけでなく、アウトプット、つまり英会話も行っていく必要があります。

 

まとめ

 英語は負荷をかけて勉強しなければ、深い理解ができないだけでなく、勉強のモチベーションも保てなくなります。

 

 負荷をかけて勉強するためにも、TOEICや英検などを定期的に受けつつ、難しい内容にも挑戦していきましょう。

 

 以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【英語の勉強】to 不定詞と動名詞をどう理解するか?

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 中学生や高校生だったころに、英語の授業でto 不定詞や動名詞なるものを習ったと思います。

 to 不定詞の名詞的用法やら副詞的用法やら動名詞のなんちゃら的(!?)的な用法やら。

 

 でも、今となっては「は!?」って感じですよね。

 英語は使わないと忘れますし、社会に出てからは職業によっては英語を全く使わないという場合も多々ありますし。

 

 ということで本題。

 

 I like to play baseball.

 I like playing baseball.

 

 上の2つの文の違い、わかりますか?

 二つとも意味は「野球をするのが好き」ですが、to 不定詞か動名詞かによってニュアンスの違いがあるんですよね。

 

 今日はto 不定詞と動名詞の違いについて書いていきます。

 ちなみに上の例文は、to play baseball不定詞でplaying baseball動名詞です。

 

 まあ中高の英語の復習的なヤツなので、説明に興味がない方は最後の「I like to play baseballとI like playing baseball」の違いのところだけ読んでもらえれば意味の違いがわかります。

 

 

to 不定詞の考え方

to 不定詞は「未来志向」を表す

 to 不定詞の考え方ですが、to 不定詞は「未来志向」を表します。

 つまり動作が未来に向かっています。

 例えば、

 I want to become a doctor.

 (私は医者になりたい

 という文があるとします。

 

 まだ医者になるという夢が実現していない状態です。

 「医者になりたい」というのは、未来のことですよね?

  「なりたい」というのが未来を指しているので、toは「未来志向」を表しています。

 

 他にも、

 I went to a convinience store to buy something to drink.

 (飲み物(飲むためのもの)を買うためにコンビニへ行った)

 文法の説明をするため結構直訳してますが、

 「買うため」、「飲むため」はまだ実現していない、未来のことを表します。

 

 このようにto 不定詞は動作が未来に向かっていると考えれば理解しやすいのではないかと思います。

 

 そう考えると、be to 不定詞を意図・可能・運命・予定・義務とゴリゴリ覚える必要がなくなります。

 to 不定詞の根本の意味は「未来志向」なので、例えば、

 They are to be married.

 (彼らは結婚する予定(か意図か可能か運命かどれなのか…))などと考える必要がなく、

 「彼らは結婚することになっている」という訳ですみます。

 以下の参考書にbe to 不定詞について詳しく載っています。↓

 というふうにto 不定詞のベースは「未来」と考えるのが正しい理解と言えるでしょう。

 

前置詞 toも「未来」で説明できる

 toは不定詞以外にも前置詞としての機能があります。

 I'll go to America.

 (アメリカに行くつもりだ)

 I'll give some money to John.

 (Johnに金をあげる)

 など。

 

 これも「未来志向」という考えで説明がつきます。

 亜米利加(!?)へ行くというのは、これから先行く予定の場所を示しますし、Johnに金をあげるというのは、まだその動作は完了しておらず、これからJohnに渡すことを示しています。

 

 まとめるとto 不定詞・前置詞としてのtoは未来志向の意味が含まれています。

 

 次は動名詞に行ってみましょー。

 

動名詞の考え方

反復

 動名詞の考え方は3つあり、そのうちの1つは反復です。

 動作が何度も繰り返されている状態を~ingで表します。

 

 I practice playing the piano.

 (ピアノを弾く練習をする)

 という例文があったとします。

 practice(練習)って繰り返しますよね?

 練習を繰り返して(反復)して物事を上達させますよね??

 だからpractice(練習する)は~ingの動詞を目的語に取るのです。

 反復を表す動詞があれば、後ろの動詞は~ingと理解しておきまっしょい。

 

 他には

 He is used to speaking English.

 (彼は英語を話すのに慣れている)

 be used to ~ing→~ingに慣れている

 という表現も反復を繰り返した結果「慣れる」と考えれば、説明がつきます。

 反復動作を繰り返さなければ慣れませんよね?

 なので、「慣れる」という表現も後ろは~ingの動詞がつきます。

 

中断

 動名詞の2つ目の考え方は中断です。

 動作をやめる場合は動名詞を使います。

 

 I stopped smoking.

 (タバコを吸うのをやめた) 

 という例文があれば、stopは「止める」ので後ろは~ingになります。

 

 I gave up becoming a baseball player.

 (野球選手になるのを諦めた)

 なら、give upは諦める、つまり中断を表すので、同様に後ろの動詞は~ingとなります。

 

 動名詞を目的語に取る動詞(~ingを目的語に取る動詞)は、他にも

 avoid(避ける)、quit(やめる)などがあります。これも中断と考えれば理解しやすくなるかなと思います。

 

逃避

 動名詞の3つ目の意味は逃避です。

 イヤがる、避けると言った感じですかね。

 

 例えば

 You've been sick, so you should avoid drinking beer!

 (オマエ、病気なんだからビール飲むのは避けろよ!)

 avoidは「避ける」という意味なので、avoidの後ろの動詞は~ingになります。

 

 あとは

 Do you mind my smoking here?

 (私がここでタバコを吸うのを嫌がりますかぁぁぁ????)

 直訳するとクソ嫌味に聞こえますが、本来は「ここでタバコ吸ってもいいですか?」

 になります。

 これもmindが「イヤがる」という意味なので後ろの動詞は~ingとなります。

 

 動名詞の考え方をまとめると、反復・中断・逃避という感じになります。

 to 不定詞が未来に向かっているのに対し、動名詞は過去に向かっていると考えればいいでしょう。

 

I like to play baseballとI like playng baseballの違い

 これまでのことを踏まえ、最初のI like to play baseballとI like playing baseballの違いを考えてみましょう。

 to 不定詞は「未来志向」なら、I lke to play baseballは「私は(これから)野球をするのが好きです」という感じの意味になります。

 一方、I lke playing baseballなら「私は(繰り返し)野球をするのが好きです」という感じになります。

 

 どちらが適切かを考えたら、後者、I like playing baseballが良いですよね。

 なので、

 What do you like to do?

 (お前、何するのが好き?)

 と外国人の友達であるNickが聞いてきたら、I like ~ingで返しましょう。

 まあto 不定詞を使っても通じるでしょうが、ネイティブの思考に合わせて答えたほうがしっかりと意味が伝わると思います。

 

 最近は、「文法なんていらない!!日本人は文法ばかりやっているから英語ができるようにならないんだぁぁぁ!!!!英語を聞きまくれ!!!歌え!!!」

 的な乱暴な議論が(一部)ありますが、文法を理解することによって、会話の表現も覚えることができ、結果会話もできるようになるので、文法の学習もしっかりとやったほうがいいと思います。

 

 ということで今日は以上です。

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英語の独学は可能なのか?独学で英検準1級を取得した私が考えます!

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 英語の独学ってできるの…?

 英語を独学するのって難しくない…?

 予備校や英会話スクールに行ったほうがいいんじゃ…?

 

 と思っている方はいませんか?

 このブログを書いている人は、独学で(仮面浪人ですが)MARCHの英語系の学部に合格し、また英検準1級を取得しました。

 だから、英語の独学については結構知っているつもりです。

 

 今日は英語の独学が可能なのか?について書いていきます。

 

 

英語の独学は可能かについての結論

 最初に結論を言いますが、英語の独学は可能です。

 今は英会話スクールや予備校に行って勉強したほうがいいんじゃないか?と思っている方も多いと思いますが、英語は独学でも十分習得可能です。

 以下、その理由を書いていきます。

 

英語の独学か可能な理由

学習教材が充実している

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 英語の独学が可能な理由、それは学習教材が充実しているからです。

 

 例えば、英会話を勉強したいと考えている人がいるとします。

 そういう人は「DMM英会話」というオンライン教材や『瞬間英作文』という紙の参考書があります。

 「DMM英会話」は月額約6500円から(初月は50%OFFの3240円から始められます)始めることができます。

 またオンラインなので24時間いつでも好きな場所で受講することができます。

 講師もネイティブスピーカーはじめ、英語が苦手な方には日本人の講師も担当しています。

 価格が安いので始める敷居が低く、日本人の講師もいることから、安心して始めることができるのではないかと思います。

 

 『瞬間英作文』は、中学レベルの文法を使った例文が収録されており、覚えやすい例文が収録されています。例文の数も多くないので、挫折することなく継続することができるでしょう。

 

 

 TOEICの勉強をしたいという人がいたら、「スタディサプリ」というオンライン教材がおすすめです。

 「スタディサプリ」は現時点での英語に応じて、教材カリキュラムが用意され、無理なく力を伸ばすことができる仕様になっています。

 スコアも100点200点アップしたという人も多数いるので、教材の質の高さは担保されていると思います。

 勉強時間をあまり確保できないビジネスパーソンには最高の教材ではないでしょうか。

 

 …と、ここまでしつこく教材を紹介してきましたが、それぐらい今の英語の学習教材は充実していて、独学しやすい状態にあるんですよね。

 

独学のモチベーションを高める方法

 学習教材が充実していることから、英語の独学は可能であることはわかってもらえたと思います。

 でも…独学ってなかなかモチベーションが湧かないですよね?

 

 なので、次は独学のモチベーションを保つ方法を書いていきます。

 

試験を受ける

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 英語学習のモチベーションを保つために、定期的に試験(英検やTOEIC)を受けましょう。

 詳しくはこちら↓に書いたのでさらっと言いますが、

www.penserblog.net

 

 定期的に試験を受けることで、自分の英語力を確かめることができます。

 (試験の点数だけが英語力とは限らないですが…)

 また、具体的な数字(例えばTOEICの点数)や結果(英検など)を見ることで英語を勉強するモチベーションも上げることができます。

 

 そのように定期的に試験を受け、自分の英語力をチェックすることでモチベーションを落とさずに勉強を継続することができます。

 

 「試験のための勉強」というのは、必ずしも良いものだとは言えませんが、勉強をするモチベーションが保てること、基礎的な英語力がつくという点においては有益だと思います。

 

 なので、もしあなたの近くにネイティブがいなくて英語を使う環境がない場合は、試験を受けることをおすすめします。

 

学力に合った教材を使う

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 これも上に挙げた過去記事に書いた記憶があるのですが、参考書やオンライン教材を使用する際は自分の現時点の学力に合ったものを使いましょう。

 これをミスると、マジで勉強する気が失せます。

 

 私も経験あるのですが、受験生の頃、英語で偏差値50もない状態で進研ゼミの難関大学の教材を使ってたのですが、解けない・内容がわからない・教材がたまっていくというデフレスパイラルに陥りました。

 

 なので、変に強がって、「オレはTOEICで900点以上取るんだ!だから基本的な参考書よりも難しいものを使うぜぇぇぇ!!!」なんてやってたら、早々に挫折すると思います。

 

 学力に合った参考書からやると、当たり前ですが、基礎的な力が付きますし、サクサクと進めることができるので、途中で勉強を挫折するということがなくなります。

 まずは自分の学力に合った教材を使いましょう。

 

まとめ

 英語の学習の独学は可能かについてですが、可能であり、その理由は学習教材が充実しているからです。

 

 学習のモチベーションを保っていくためには自分の学力に合った参考書を使うことが必要になるので、強がらずに現時点での学力にマッチした参考書を使っていきましょう。

 

 以上です。

 

英語の聞き流しに学習効果はあるのか?英文科卒・英検準1級の私が考えてみる!

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 英語を勉強している方の中には、英語の聞き流しをやっている方も多いと思います。

 ネイティブの英語が全く聞き取れないので、まずは英語を聞きまくり、それでできるようになるぜ!という感じに。

 

 また、英語上級レベルの方々が「英語の聞き流しは効果があるからやったほうがいい!」と薦めているのを目にします。

 

 では、実際のところ英語の聞き流しに効果はあるのでしょうか。

 

 当記事では、英語ができない人が、聞き流しをしたら効果があるのか?ということを前提に書いていきます。

 

 

結論

 最初に結論を書きますが、英語の聞き流しは効果があると思います。

 でも、英語ができない人がいきなり英語の聞き流しをすることを想定した場合、つらい・きつい・しんどいことは間違いないです。

 そう考えると、効果はあるが、学習効率としては低いと言えます。

 

 以下、基礎的な英語力がない状態で英語の聞き流しをするとはどのような状態かを書いていきます。

 その後は私の聞き流し経験→英語の聞き流しをする前にやるべきことについて書いていきます。

 

基礎的な英語力がない状態の聞き流し

 基礎的な英語力がない状態で、英語の聞き流しをするということは、言ってみればキャッチボールがまともにできないのに、千本ノックを受けるようなものです。

 別にキャッチボールじゃなくてもいいんですが、算数数学で言ったら、基本的な四則演算ができないのに、微分積分をやろうとする感じです。

 

 話を面白おかしくするためにキャッチボールの例で話していきますが(四則演算ができないのに微分積分をやるのも面白い)、相手が投げたボールをまともにキャッチすることができない、投げ返すことができない状態で千本ものノックを受けたらマジで地獄です。

 

 軟球だったらまだしも、硬球でノックを受けたら、打球が顔面に当たるわ、急所に当たるわ、最悪骨折する可能性があるわ、もう拷問でしかありません。

 それに監督に「なんで取れないんだぁぁぁ!!!このク〇野郎がぁぁ!!」と罵声を浴びせられ、メンタル的にもズタズタになります(今は監督の罵声はあまりないですが)。

 

 それでも、個人差はありますが、300本~500本受ければ、基礎的な動きを取れるようになり、そこからなんとか取れるようになります。

 が、ぶっちゃけしんどいですよね?

 

 英語の聞き流しもそれと同じ(なのか!?)で、英語を聞くための基礎的な学力がない状態で、聞き流しまくっても、最初は地獄です。

 それに「英語聞き流し千本ノック」を受けている間に英語そのものが嫌になってしまう危険性もあります。

 

 だから、英語の聞き流しはある程度は効果がありますが、学習効率としてはあまり良ろしいわけではないのです。

 

筆者の英語聞き流し経験

 今でこそ、英語の聞き流しは(英語ができない人にとっては)学習効率が低いことはわかっていますが、高校時代に英語の聞き流しを経験したことがあります。

 

 その時は確か朝のHR(ホームルーム)で放送で流れてくる洋楽(ビートルズとか)をシャワーのごとく浴びるというものだったのですが(一応スクリプトもあった)、結局聞き取れるようにはなりませんでした。

 

 だから、英語のシャワーは、収穫はほとんどなかったのですが、唯一良かったのは洋楽に興味を持つキッカケになった、、、ってことですかね。

 

 で、このように全く英語を聞き取れるようにならず、というか英語ができるようにならず、そのまま受験で失敗をし浪人ライフを送ることになります。

 

 英語のリスニング力を伸ばすための勉強方法は、自分で勉強方法を調べたり、資格(英検)の勉強を独学でしていく過程でわかっていきましたね。

 

 そのようにしたら、聞き取る力がついて、今のところ英検準1級に合格することができたという感じです。

 

英語の聞き流しの前にやるべき勉強

 最初に述べましたが、英語の聞き流しは効果がないわけではなく、基礎的な力がない状態でやってしまうと、効率が悪くなるのです。

 なので、英語の聞き流しをする前にすべきことをここでは書いていきます。

 

発音の勉強

 英語の聞き流しをする前にするべきこと、それは発音の勉強です。

 発音の勉強…これは学校教育では軽視されている分野です。

 アクセントの勉強は学校でやった人も多いと思いますが、発音となるとあまり勉強しなかった(というより授業であまりやらなかった)のではないでしょうか。

 

 発音…アレです。[æ][ɑ][ʌ]みたいなやつです。

 他にもありますが、発音記号の勉強をし、細かい発音がわかることで、今まではノイズだった音がはっきりとした音ととらえることができるのです。

 

 でも、発音の勉強ってなんかめんどくさそうだし難しそうですよね?

 私も学校であまりやってこなかった身なので、発音をどう勉強するか悩みました。

 で、ありついたのが、スタディサプリ講師の関正生先生の『世界一わかりやすい英語の発音の授業』という参考書でした。

 

 この参考書はページ数が短く(200ページぐらい)、説明もわかりやすく、最後まで読み通すことができる仕様になっています。

 従来の発音の参考書は「有声音ガ~」とか「口蓋なんちゃらが~」みたいな難しい説明がありますが、本書はそのような難しい説明ではなく、まず読み手が理解できるように書かれています。

 

 英語聞き流しの前にまずは発音の勉強をしていきましょう。

 

音読の徹底

 発音記号の勉強と並行して、あなたが使っている参考書や問題集の長文を音読しましょう。

 音読に関する記事については過去に書きましたのでよかったら読んでくださいませ。

www.penserblog.net

 

 話を戻すと、長文を繰り返し音読+発音の勉強で身につけた知識で今まで聞き取なかった音を理解することができるようになります。

 そのように音を理解したうえで、英語の聞き流しをすると、あまりストレスがかからずにリスニング力が伸びてきます。

 

 また、音読をすることで、リスニング力だけでなく、読解力も伸びるので、結果として総合的な英語の力が伸びるようになります。

 

まとめ

 英語の聞き流しは発音の勉強、音読など基礎的な勉強をした後に行えば効果がありますが、何も知識がない状態でやるとマジできついと思います。

 

 英語の勉強に限らずですが、まずは基礎学力をつけてから、難しいことをやるのがいいと思います。

 

 以上です。